沖ノ島の女人禁制だった(今は男女とも上陸禁止)理由を
有名な大学教授がどうどうと
「神道は血の穢れを嫌うため月経のある女性を
穢れたものとしてみなす」と発言していたのを見ました。
宗像大社は「危険な場所なので安全のため」と
説明してるのにも関わらず。
今、ようやく血や死や女性の穢れは本来の日本的な
思想・風習でなかった事が
表立ってきちんと説明されるようになってきつつあります。
そもそも男尊女卑となったのが、そんなに古くなく、
明治に家父長制度ができてからなのです。
その頃は、神仏分離令で廃仏毀釈が起きたり、
日本の根幹が大きく改変(というか改悪?)された時代。
また、江戸時代までは、よほど極貧の農村地でもなければ、
子供はものすごく大切に大切に育てられていました。
虐待なんてとんでもないことでしたが、
西洋から「子供は人間じゃなく家畜以下だから調教が必要」
という思想が入ってきてからおかしくなったようです。
ちなみに、日本にはもともと
「人権」などという言葉はありませんでした。
それは人権がなかったわけではなく、
みな等しく神の子なので必要としなかったというだけの事。
しかし西洋では、「人権」という言葉はあったものの、
19世紀にはまだ
女性や子供には人権は保障されていなかったのが事実。
そこに追いつけ追い越せを目標としてしまったのが、
現代の日本の抱える病理に繋がっていると
思えて仕方がありません。
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