私は大神神社が好きですが、
その拝殿よりも、なぜか檜原神社の方に強く惹かれています。
大神神社の拝殿の奥にも三輪鳥居がありますが、
見ることはできません。
それと同じ形の鳥居が檜原神社にあるので
そのせいなのでしょうか。
檜原神社は崇神天皇の時に宮中から天照大御神を遷し
お祀りしていたので元伊勢と呼ばれている場所。
オルさんによると今はもう神様はだれもいない
空っぽになったご実家だそうです。
それなのに私はどうしてもこの場所が好きなのです。
大神神社も檜原神社も共に三輪山を御神体として
拝するための場所なので、同じといえば同じですが、
どうもそれとは違う役割をここに感じます。
気になって、その起源を神話の神より更に遡って追っていくと、
なんとなくぼんやりと見えてきたものがあります。
この「三輪の檜原」は、その昔「日原」と呼ばれていたとか。
三輪山から登る太陽と
二上山に沈む夕日の両方を見ることのできるこの地は、
神話の天照大御神の話が作られる以前から、
太陽神の斎場としてあったと思われます。
ここは一度、台風で倒壊し長く廃墟となっていた時代も
その廃墟で祭祀だけは脈々と続いていたそうです。
今の日本神話の神様を被せられた神社や神域の
太古の昔の姿、隠された神が本当はどうだったのかを
今後もずっと追っていきたいと思っています。
(GODforestに続く・・・?)
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