霊能者の人が問いかけられたことに対して
「わからないけども」「たぶん」「ではないかと思う」
みたいな返答をすると怒る人がいます。
「本当に霊感があるならわかるはずだろ!」
「なにうやむやにして逃げてるんだ!」などと。
特に本職の祈祷師の人の場合、
一対一の相談でもなく、
色んな考え立場の誰が聞いているかわからない放送上で
すべてを白か黒か明言するなどということは相当無理な要求なのですが、
言って来る人にはそれがわからないらしい。
まるで「騙されない、ありがたがらない自分は賢い人間だ」
と酔っているかのよう。
まず、テレビに出ている霊能者たちは、ショーでやっているのであって、
あれを嘘偽りのない事実だと思っていたら大間違いというのが一つ。
そして、それこそ中二病のにわかネット超能力者教祖なら、
「自分にはこういう力があって、あれがみえるこれもわかる。
霊界の仕組みはこうなってて、正神界の神が降りれるのはこのレベルまで。
魔界の蓋が開いたから現代社会が堕落し~~云々かんぬん
低級霊に憑かれた人は裁かれるぞ、助かりたかったらあれしろこれしろ、
あの人の守護霊は誰で、前世が何、あなたの不幸は先祖の因縁、
水子が憑いてる、
動物霊が憑いてる、穢れてる清めろ、盛り塩しろ、お守り持て、
お経を唱えろ、
三本線香、本を買え、信心が足りない、地獄に落ちるぞ~~~」
と、
何でも明言できることでしょう。
ですが、私はそういう人には全く関心はありません。
今後も私の番組に呼ぶこともなければ、話をする事さえないと思います。
なので、そういう話を聞きたい人は、ちゃんと番組を選んで聞いて欲しいです。
欲しい答えをくれるホンモノは、きっとどこかにいるでしょう。
相手が誰だろうと、個人だろうと不特定多数だろうと、他人の意見も話しすら聞かず
「これが正しい。自分の霊視は絶対だ!」
と貫く素晴らしい霊能者は、
あちこちに割とゴロゴロしていますから。
そこで思う存分、
「違いがわかる賢い俺を皆見てくれ」
とやったらいいです。
それがお互いの幸せというもの。
ちょっと今回は辛口でした。
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