とある街のどこかの路地裏にひっそりと佇む一軒の店、夜魔猫亭。
いつ開くのか、何の店なのかも謎。
それでも気まぐれに明かりが灯る時、どこからともなくお客がやってくる。
ここは誰もが本当の自分の姿でいられる場所。

いらっしゃいませ。どうぞごゆるりと。
 

放送はYouTube LIVEにて

【投稿】机の下の死神【恐ろしい話】

怖い話が好き!
短い話ですが実話です。
母がまだ生きていた頃の話です。

 

母の部屋の前には、その頃物置として使われていた四畳半の部屋に
タンスが3つと古い机が1つ置いてありました。

 

ある日、母が「机の下に死神が居る」と言いうのです、

 

私はときどき霊や異形の者を見たり感じたりできるのですが
机の下からは何も感じられませんでした。

 

そして、数日すると母が腹痛で起き上がれなくなり食欲も無いそうです、

 

さすがに何も口にしないのは体に悪いと思い、軽い食事を持っていったところ、
居ました!

 

机の下に青年が!

 

青年は体育座りで母の部屋をじっと見つめていました。

 

「あぁ、これが母の言っていた死神か」

 

と眺めていると、彼も私に気づき顔を向けて目が合った瞬間、
意地の悪い笑みを浮かべて消えました。

 

翌日、母を病院に連れて行ったところ、末期の癌でした、

 

取りあえずは緊急手術で癌を取り除き、入院、

 

余命は半年と身内には宣告され、
術後の経過をみて余生は自宅でと言う話になりました。

 

ところが術後数日で医師も信じられないと言う位の癌の進行スピードで、
入院して僅か2ヶ月で母はこの世から去りました、

 

机の下の青年は母の入院中しばし出没しまいたが、母が亡くなってからは一度も姿を見てません、

 

やはり死神だったのでしょうか?

(猫耳さんからのご投稿より)

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